
ふくろうさんに色々教えてもらって、ぼくもいよいよ投資をはじめようと思います!
お給料を振り込んでいる◯◯◯銀行(大手メガバンク)で積み立てNISAを地道にやっていこうと思います♪

積み立てNISAを始めることは非常にいいと思うわ。
でも、銀行で始めるのは、株式や債券が買えないのはもちろん、扱う投資商品の手数料が割高よ。手数料の安いネット証券で始めるべきね。
この記事では、みなさんの投資の入り口になる証券会社の選び方について解説します。近年はネット証券同士の切磋琢磨によって、昔を知るものからするとサービスの向上に目を見張ります。基本的にはトップ5社のSBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券から選びましょう。管理人は夫婦合わせるとSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社で口座を開いています。複数契約して使い分けるのも良いかと思います。
こんな方におすすめの記事です。
- 投資を始めようとしている方
- 投資する上で手数料は重要と考える方
- クレジットカード投資のポイント還元を活用したい方
- 先に挙げた5社以外の証券会社を使っている方
- 銀行口座で投資信託を買っている方
- iDeCoを新たに始める方
- 日本の高配当株を新たに始める方
売買手数料が割安さで選ぶ。(SBI、楽天、マネックスがお勧め)

長く使っていくだけに、手数料は重要よ。
投資のリターンはコントロールできないけど、コストはコントロールできるわ。
インデックスファンドを買い付ける場合は、ノーロード(買付手数料無料)がほとんどなので売買手数料を気にされない方もいますが、単元株やETF(上場投資信託)を購入する場合は売買手数料が重要となってきます。
手数料に関しては規模が大きいネット証券程安い傾向があります。トップ5社は横並びで最安水準の手数料となっています。
例えば、執筆時点の国内株式の1約定50万円までの手数料は275円で横並びです。ただし、国内株式約定合計代金100万円までの定額コースはマネックスが550円に対し、SBIと楽天、auカブコムは0円です。
外国株式の手数料は0.495%とこれも横並びです。SBIと楽天、マネックスの3社には主要な海外ETFをカバーした買付手数料無料プログラムがあるのが魅力です。執筆時点で調べた限りauカブコム、松井証券には買付無料海外ETFは無いようです。
なお、楽天証券、松井証券は基本的にサービスの提供を行っていません。また、auカブコムは売買両方に0.55%かかるのでおすすめから除外しています。
*SBI証券が比較広告で一覧掲載してくれています。
外国株式の各社手数料
国内単元未満株の各社手数料
クレジットカード活用時のポイント還元率で選ぶ。(マネックス証券がNo.1!)

私は還元率最高のマネックスカードでS&P500連動投資信託を積み立てているわ。
楽天証券の楽天カード積み立てを皮切りに、ここ数年で各社はクレジットカード積み立てに力を入れてきました。現在の最高還元率はマネックスの1.1%です。auカブコムが1%、SBIと楽天が0.5%と続きます。
*楽天証券は、設定自体は難しくありませんがクレジットカードで積み立てる場合は、楽天キャッシュを購入してから積み立てる必要があるのでお勧めしません。(還元率も良くありませんし)なお、松井証券については、クレジットカードで得た買い物などのポイントで投資信託を買うことはできますが積立には対応していません。
上記の還元率にはキャンペーンの上乗せ分を含めず記載しています。当初はキャンペーンでSBIは上乗せで1%還元であったり、auカブコムはauユーザーなら4%還元となっていましたが、期間限定でエントリーも終了しています。還元率の上乗せがあっても一時的なのでベースの還元率を重視するとよいと思います。
楽天は当初1%還元を行っていましたが、その後改悪を行っています。他社のクレジットカード積み立ても改悪リスクがないとは言えないので、あくまでポイントはおまけと考えていたほうが良いかと思います。
マネックス証券を除いて各社のポイントは投資信託等の購入代金にあてることができます。マネックス証券もPontaポイントやTポイントに変換してから、SBI証券などで投資信託を購入することができますが、管理人はAmazonギフト券に変換して使っています。
各社のクレジットカード積み立て還元率
- マネックス証券(マネックスカード).マネックスポイント1.1%(Amazonギフト券、Tポイントなど多様な交換先がある)
- auカブコム証券(auPayカード).ポンタポイント1%(投資信託等の購入が可能)
- SBI証券(三井住友カード).Vポイント0.5%(還元率は年会費無料カード、投資信託等の購入が可能)
- 楽天証券(楽天カード、ただし楽天キャッシュに変換して買う必要あり)楽天ポイント0.5%(投資信託等の購入が可能)
*SBI証券は多様なポイントサービスに対応しているので、ポイ活をされている方は他のサービスで獲得したポイントをTポイントやPontaポイントに交換して投資信託を購入することも可能かと思います。
投資初心者にお勧めなのは?(松井証券のロボアドバイザーから始めてみるといいかも)
管理人は投資未経験者に方であってもできれば自分で投資銘柄を選んで、資産形成を行っていったほうが良いと考えます。(理念的なものではなく、投資商品の販売側が勧めるものは手数料が高い傾向があり、投資パフォーマンスが悪いため)
そのため、手数料が預け入れ財産の1%程度のWealthNaviやTEHOといったロボアドバイザーは中身はともかくとして、手数料的には全くおすすめできない商品です。楽天も0.75%の楽ラップというサービスを行っていますが、これでもまだまだ高く決しておすすめできません。
しかし、松井証券の投信工房は手数料が0.35%と競合他社の半分以下で利用することができます。eMAXISスリムシリーズなど優良な投資信託の手数料から考えるとそれでも高いですが、NASDAQ100連動インデックスファンドなどよりは安く、十分に検討できるサービスです。
投資初心者の方は、まずは松井証券のロボアドバイザーからはじめて、値動きのある投資に慣れ、知識と経験をつけて、個別株投資やインデックス投資に移行していくのは悪くないと選択かと思います。
結論:還元率重視はマネックス、総合力ではSBIが強い。未経験者は松井証券を検討。状況によっては楽天、カブコムも。

無難にSBI証券にしようかな?でもマネックスの還元率も捨てがたい♪

今日紹介した会社ならどれも悪くない選択肢よ。
開設口座数に制限はないから、複数開設しても問題はないわ。
ネオモバイル証券は、トップ4社のサブとして開くといいわよ。
今回、紹介した5社であれば選択肢的にどれも悪くないかと思います。還元率を重視される方は、マネックス証券、サービス範囲の広さと質では長らく業界を引っ張ってきたSBI証券が無難な選択かと思います。また、投資初心者の場合はロボアドバイザーとして唯一検討できる投信工房を使って松井証券から始めるのも悪くないと考えます。
以前なら楽天証券もお勧めしていましたが、還元率低下などの近年改悪がつづいており、今後の更なる改悪も考えられるため、強く推しづらいです。(ただし、すでに他の楽天サービスを利用されている方は連携によるメリットがあるので依然としてお勧めです。)
また、auカブコム証券は還元率が高いのが売りですが、トップ3社のサービス水準にわずかに及ばないため、こちらも強く推しづらいです。ただし、高い還元率のポイントを楽に再投資したいという用途には最も合っています。
トップ5社からご自身の使い方に合うものを見つけていただけれさいわいです。
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